アゼテンツキ
学名  Fimbristylis squarrosa    カヤツリグサ科
植物湿地希少種
北海道、本州、朝鮮、中国、インド、アフリカ、南ヨーロッパに分布するスゲの仲間。暖かい地方に生える植物なので、北海道にはあまり多くない。湖畔などの湿地や田畑の畦(あぜ)などに群生する一年草で、高さ10〜15pの株になる。白っぽい緑色をした葉は糸のように細く、縁は内側に丸まっている。穂は、茎の先にたくさん枝分かれしてつき、まるで花火のよう。和名の「畦点突(あぜてんつき)」は、生息地から名づけられたもの。「点突」の由来は不明。

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画像提供: 滝田謙譲