アゼテンツキ
学名 Fimbristylis squarrosa      カヤツリグサ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 アゼテンツキ
目科    カヤツリグサ科
学名 Fimbristylis squarrosa
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布 北海道、本州、朝鮮、中国、インド、アフリカ、南ヨーロッパ。暖かい地方に産する種なので、北海道では少なく、渡島や胆振や網走地方にあるとされる。
生育地 湖畔などの湿地に生える。平地の畑やあぜなどにある。
形態 一年草で群生する。稈は高さ10〜15cm。葉身は白緑色、ややかたく糸状、縁は内曲し、幅0.2〜0.7mm、白色の毛がある、長さ3〜5cmで花序よりもはるかに低い。花序はヒメヒラテンツキよりも大きく1〜3回分裂し、長さ3〜5cm。小穂は披針形で長さ6〜7mm、鱗片は帯赤褐色で薄膜質、中肋は突出して反曲する。果実は淡褐色で両凸形、倒卵形で長さ0.7mm内外、柱基は小さく軟毛が密に垂れる、柱頭は2個。
生活形 1〜2年植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考