ゴマダラチョウ
学名 
Hestina japonica
   鱗翅目(チョウ目)   タテハチョウ科
分類群
6
RDBランク
5 (昆虫)
和名
ゴマダラチョウ
目科
鱗翅目(チョウ目)   タテハチョウ科
学名
Hestina japonica
具体的要件
(1) 大部分の個体群で個体数が大幅に減少している。(2) 大部分の生息地で、生息条件が明らかに悪化しつつある。道央以南に分布するが、近年急速に個体数が減少し、エゾエノキの樹冠を飛ぶ姿がほとんど見られない。
分布
北海道、奥尻島、本州、佐渡島、四国、九州、対馬
形態
前翅長35-50mm
生態等
食餌樹のエノキまたはエゾエノキを含む雑木林に生息し、一般に開けた地形を好み、丘陵地や沖積平野に多い。北海道では通常年1回発生で、成虫は7〜8月に出現する。幼虫の食餌植物はエゾエノキで、越冬は食餌樹付近の落葉下で幼虫で行う。成虫の食物で主なものは樹液である。飛び方はオオムラサキなどとよく似ており、長い滑翔を伴って樹冠の周囲を滑るように飛ぶ。雄は丘陵地の尾根沿いに蝶道を作って一定のコースを飛ぶ傾向が見られ、よく目立つ木の周囲を何回か旋回し、次の木を目指して飛び、ときどき梢の先に翅を開いて休息する。
環境庁RDB1991
環境庁レッドリスト2000
天然記念物
備考