チャバネエンマコガネ
学名 Onthophagus gibbulus   鞘翅目(コウチュウ目)   コガネムシ科
分類群 6
RDBランク 5 (昆虫)
和名 チャバネエンマコガネ
目科 鞘翅目(コウチュウ目)   コガネムシ科
学名 Onthophagus gibbulus
具体的要件 (1) 大部分の個体群で個体数が大幅に減少している。(2) 大部分の生息地で、生息条件が明らかに悪化しつつある。近年生息地の道北海岸砂丘で、草地改良などの砂丘列の消失や放牧地の消失などにより生息できる環境が減少している。
分布 北海道、サハリン、シベリア、中国北東部、朝鮮半島、中央アジア、小アジア、ヨーロッパ
形態 体長9-13o
生態等 1980年に道北の豊富町で発見されたエンマコガネである。北海道北部の海岸砂丘を中心に生息しており、草がまばらに生える砂地に落ちた牛糞に好んで集まる。1990年代前半までは、砂丘列の海岸草原に放牧が行われており、多数の本種が確認されていた。近年、放牧地の消滅や草地改良、砂採取のための砂丘列消失や土砂の集積などにより、生息できる環境が減少してきており、確認個体数も減少している。
環境庁RDB1991
環境庁レッドリスト2000
天然記念物
備考