ヒメチャマダラセセリ
学名 Pyrgus malvae   鱗翅目(チョウ目)   セセリチョウ科
分類群 6
RDBランク 4 (昆虫)
和名 ヒメチャマダラセセリ
目科 鱗翅目(チョウ目)   セセリチョウ科
学名 Pyrgus malvae
具体的要件 (1) 既知のすべての個体群で、個体数が危険な水準にまで減少している。(2) 既知のすべての生息地で、生息条件が著しく悪化している。(3) 既知のすべての個体群が、その繁殖能力を上回る捕獲圧にさらされている。近年ハイマツの侵入による生息環境の悪化と違法な採集で個体数が減少している。
分布 北海道、アムール、ウスリー、朝鮮半島、ヨーロッパ
形態 前翅長10-13mm
生態等 アポイ岳周辺のサマニユキワリ、キンロバイなどの高山植物が自生するお花畑が主要な生息地である。また、人工的に切り開かれた高圧線下や防火帯刈り取り後にも生息することがあり、このような場合は生息地の標高が著しく下がる。食餌植物はバラ科キンロバイ、エゾキジムシロ(キジムシロ)で、成虫は5月上旬から6月中旬頃までの期間に発生する。♂は早朝6時頃より活動を始め、♀は1〜2時間程度遅れて活動を始め、午前11時〜12時くらいが最も活動が活発になる。夏に成長した幼虫は蛹になって越冬する。
環境庁RDB1991 希少種
環境庁レッドリスト2000 絶滅危惧II類
天然記念物 国指定天然記念物
備考