学名 Hemipodaphis persimilis   半翅目(カメムシ目)   アブラムシ科
分類群 6
RDBランク 4 (昆虫)
和名
目科 半翅目(カメムシ目)   アブラムシ科
学名 Hemipodaphis persimilis
具体的要件 (1) 既知のすべての個体群で、個体数が危険な水準にまで減少している。札幌市内のケヤキに寄生しているが、近年著しく減少し、ほとんど見られなくなった。本州でも一度発見されているが、その後の記録はない。
分布 北海道、本州
形態 体長1.5mm(有翅型)
生態等 ケヤキの葉に葉巻型のゴールを形成するアブラムシで、6月頃、初期のゴールが幹母により形成される。時として9月までゴール中で世代が継続することがあり、ゴール中で数千のアブラムシが見られることがある。1齢幼虫は捕食者に対して攻撃性を示す。夏から秋にかけて、ゴールから有翅型が2次寄主に移動するが2次寄主は不明。本州よりケヤキとともに持ち込まれた可能性もあると思われるが、本州でも1度しか採集例がない。遺存的な種で、同属種はインドのアッサム地方とコーカサス地域から知られている。
環境庁RDB1991
環境庁レッドリスト2000
天然記念物
備考 定着した和名が無いため、和名を空欄としている。