分類群 |
6 |
RDBランク |
3 (昆虫) |
和名 |
シロオビヒメヒカゲ札幌周辺亜種 |
目科 |
鱗翅目(チョウ目)   ジャノメチョウ科 |
学名 |
Coenonympha hero neoperseis |
具体的要件 |
(1) 既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準にまで減少している。(2) 既知のすべての生息地で、生息条件が極めて悪化している。(3) 既知のすべての個体群が、その繁殖能力をはるかに上回る捕獲圧にさらされている。札幌市豊平川上流域が主要な生息地。近年急速に個体数が減少している。 |
分布 |
北海道 |
形態 |
前翅長17-21mm |
生態等 |
北海道東部亜種は草地、鉄道線路や道路沿い、河川敷など比較的明るい環境に広く見られるが、本亜種は生息地(豊平川上流域)の崖にほぼ限った生息をしている。食餌植物はカヤツリグサ科やイネ科の植物で、成虫は6月下旬から7月上旬頃に出現する。北海道東部亜種は草地の上を緩やかに飛ぶが、本亜種は飛翔行動など習性が異なるとされ、非常に敏捷に飛翔する。ただし、この行動は本亜種に特有のものではなく、生息環境と個体群密度が低いことに起因する可能性もある。3齢幼虫で越冬する。 |
環境庁RDB1991 |
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環境庁レッドリスト2000 |
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天然記念物 |
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備考 |
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