分類群 |
6 |
RDBランク |
3 (昆虫) |
和名 |
タガメ |
目科 |
半翅目(カメムシ目)   コオイムシ科 |
学名 |
Lethocerus deyrolli |
具体的要件 |
(1) 既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準にまで減少している。北海道では記録が非常に少なく、近年では1998年に苫小牧付近で、2000年に厚沢部町で各1頭が確認されているのみである。 |
分布 |
北海道、本州、四国、九州、対馬、沖縄諸島、ロシア極東部、中国、朝鮮半島、台湾、東洋区 |
形態 |
体長48-65o |
生態等 |
我が国最大の肉食水生昆虫で、農薬の影響の少ない山手の池、川、水田や水の流れが緩やかで水生植物が豊富な小川などに生息する。夏から秋にかけて成虫が出現し、成虫で越冬する。初夏の頃水面上の杭や水草の茎に卵魂を産卵し、産みつけられた卵を雄が孵化まで保護することが知られている。農薬の影響や生息環境の消失による減少の他、走光性が非常に強く水銀灯等へ飛来後に落下して轢死したり野鳥の餌になることも減少要因のひとつである。 |
環境庁RDB1991 |
危急種 |
環境庁レッドリスト2000 |
絶滅危惧II類 |
天然記念物 |
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備考 |
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