アカオビシマハゼ
学名 Tridentiger trigonocephalus   スズキ目   ハゼ科
分類群 5
RDBランク 6 (魚類)
和名 アカオビシマハゼ
目科 スズキ目   ハゼ科
学名 Tridentiger trigonocephalus
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。b 生息・生育地が極限されている。c 生物地理上、孤立した分布特性を有する。
分布 北海道、本州(日本海側では山形県以南)、四国、九州。アジア側ではウラジオストック付近から朝鮮半島、中国から香港にかけての地域。また、北米のカルフォルニア、オーストラリアのシドニーにも分布する。
生息環境 内湾の浅所や河口付近の汽水域に主として生息するが、純淡水域にも僅かながら侵入する。
生活史 主に汽水域で生活する両側回遊魚。全長10cmに達する。体側にふつう2本の黒色縦帯があるが、不鮮明なこともある。
摂餌生態 '餌は小甲殻類、環虫類など.
繁殖生態 産卵期は4〜8月で、雄の頬は著しく肥厚する。マガキやスミノエガキなどの空殻の内面に産卵し、雄はそこに留まり卵を保護する。
生息状況 釧路から根室に至る河川の河口や下流域に局所的に分布する。生息数については不明であるが、少ないと予想される。
環境庁RDB1991
環境庁レッドリスト1999
水産庁1998
天然記念物
備考