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							|  |  エゾサンショウウオ
 
									学名 Hynobius retardatus   有尾目   サンショウウオ科
								
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											| 分類群 | 4 |  
											| RDBランク | 8 (両ハ類) |  
											| 和名 | エゾサンショウウオ |  
											| 目科 | 有尾目   サンショウウオ科 |  
											| 学名 | Hynobius retardatus |  
											| 具体的要件 | (1) 国際的、国内的に保護を要すると評価されているもの。 |  
											| 分布 | 北海道本島 |  
											| 生息環境 | 平地から山地まで広く生息し,成体が生息する林床と繁殖地となる流れのゆるい静水域や浸出水の水たまりなどで構成される環境。 |  
											| 生活史 | 繁殖は残雪が残る4月上旬からも始まるが比較的長く続き,高地では7月に入ることもある。変態・上陸も夏から秋に渡り,越冬して翌年になることもめずらしくない。3,4年で成熟する。静水,止水あるいは緩い流水の繁殖地に集まってきて繁殖し,雌は60から150卵ほどが入った1対の卵嚢を産む。繁殖後あるいは幼体の上陸後は林床に離散して生活する。 |  
											| 食性天敵 | 成体はミミズ,クモ類,昆虫などの無脊椎動物を捕食する。幼生はプランクトンや腐食質などを食し,共食いも知られる。天敵は,捕食性の鳥類,哺乳類,ヘビ類で,卵はトビケラなど,幼生はザリガニなど水生の捕食者。 |  
											| 生息状況 | 北海道本島全域の丘陵,山地を中心に生息するが,農地開拓が進んでいる地域や平野周辺の開発が進んでいる地域の丘陵などで生息分布の後退が著しい。雪解け水が形成する多様な水域で繁殖するが,沢の周辺のー面の湿地,水たまりで非常に多数が繁殖するような状況は少なくなってきている。 |  
											| 環境庁RDB1991 |  |  
											| 環境庁改訂RDB2000 |  |  
											| 水産庁1998 |  |  
											| 天然記念物 |  |  
											| 備考 |  |  |  |  
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