キンメフクロウ
学名 Aegolius funereus   フクロウ目   フクロウ科
分類群 3
RDBランク 6 (鳥類)
和名 キンメフクロウ
目科 フクロウ目   フクロウ科
学名 Aegolius funereus
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。
分布 まれな冬鳥として北海道・新潟で記録がある。ユーラシア、北アメリカの亜寒帯、寒帯に広く分布。
生息環境 針葉樹林。林床にササのある森林は採餌の障害になるため好まない。
垂直分布 然別の営巣地は標高810m、愛別岳山麓の繁殖地は870〜950m。
食性 ミカドネズミ・トガリネズミ類など林床の小哺乳類
営巣習性 一腹卵数5-6、抱卵期間25-32日、育雛期間28-36日。然別湖の針葉樹林、上川町愛別山麓、上士幌町幌加で繁殖。道内発見の4巣中3例はクマゲラの古巣を利用。樹高23.5m、胸高直径44p、樹齢130-150年のトドマツに営巣し、巣穴口は地上6.48m、5-6月に給餌を観察。
渡り習性 迷鳥、春・秋の記録が多い。少数繁殖。
環境庁RDB1991 希少種
環境庁レッドリスト1998 絶滅危惧IB類
種の保存法
天然記念物
備考 北海道に生息する亜種:キンメフクロウAegolius funereus magnus