セイタカシギ
学名 Himantopus himantopus   チドリ目   セイタカシギ科
分類群 3
RDBランク 6 (鳥類)
和名 セイタカシギ
目科 チドリ目   セイタカシギ科
学名 Himantopus himantopus
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。
分布 世界の温帯、熱帯に広く分布。
生息環境 水田、湿地、入り江。
垂直分布 -
食性 らん藻類やゴカイ、昆虫、甲殻類、小魚など
営巣習性 繁殖地へは3月下旬〜4月上旬頃渡来、なわばりを形成。つがい関係は雌雄がつねに行動をともにする「つきそい行動」と、小さな声で互いに語り掛ける「ささやきコール」によって維持される。巣材は枯草、小石など。巣材を使わないものもある。雌雄で巣作り、抱卵。抱卵交代時に羽づくろいなどの儀式化された行動が見られる。1日に1個ずつ産む。一腹卵数4、抱卵期間は22-23日。孵化後ヒナはすぐ巣を出る。孵化後2週間目までは雌雄ともに抱雛するが、給餌は行なわない。孵化後21日目頃雌が雄とヒナを残して育雛なわばりから姿を消してしまう。孵化後約4週間で飛べるようになる。北海道では繁殖していない。
渡り習性 旅鳥。春の渡来記録が多い。
環境庁RDB1991 希少種
環境庁レッドリスト1998 絶滅危惧IB類
種の保存法
天然記念物
備考 水産庁(1998)では希少種北海道に生息する亜種:セイタカシギHimantopus himantopus himantopus