分類群 |
3 |
RDBランク |
6 (鳥類) |
和名 |
エゾライチョウ |
目科 |
キジ目   ライチョウ科 |
学名 |
Tetrastes bonasia |
具体的要件 |
(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。a 個体数が減少している。 |
分布 |
北海道に留鳥として分布。スカンジナビア半島からオホーツク海沿岸までとサハリンに広く分布。 |
生息環境 |
低標高から森林限界までの森林。森林の鳥であるが、ふつう針広混交林や落葉広葉樹。常緑針葉樹林では多くなく、カラマツ人工林ではめったに見られない。 |
垂直分布 |
阿寒100-800m、日高900-1400m、遠音別岳0-200m,100-800で生息区画率高い。 |
食性 |
主に草本類、樹木の冬芽や漿果、春から夏は昆虫など。広葉樹芽葉、(カンバ、サクラ類、イタヤの頻度高い)、カタバミ、エゾノエンゴサク、シロツメクサ、ヤマブドウ、サルナシ、ツルウメモドキ、ヤドリギ。 |
営巣習性 |
3-5月にナワバリを作り、盛んに鳴き、ドラミングをおこなう。巣材は、枯葉。巣は木の根本、倒木の陰、灌木の茂み、5月下旬産卵、一腹卵数7-10、雌のみ抱卵、抱卵23日、孵化後すぐ離巣、8月まで家族群が見られる。 |
渡り習性 |
留鳥 |
環境庁RDB1991 |
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環境庁レッドリスト1998 |
情報不足 |
種の保存法 |
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天然記念物 |
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備考 |
鳥獣保護法の狩猟鳥獣北海道に生息する亜種:エゾライチョウTetrastes bonasia vicinitas |