分類群 |
3 |
RDBランク |
6 (鳥類) |
和名 |
シノリガモ |
目科 |
カモ目   カモ科 |
学名 |
Histrionicus histrionicus |
具体的要件 |
(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。 |
分布 |
冬鳥として主に北日本に渡来。少数が本州北部で繁殖。シベリア東部、ベーリング海の島々、アラスカから北アメリカの北西部、グリーンランド南西部、アイスランド、北アメリカ東部で繁殖し、それらの地域に隣接している温帯部で越冬。 |
生息環境 |
冬季は海岸(岩礁帯)、港湾、稀に河川。繁殖は河川上流部 |
垂直分布 |
繁殖期-シイ十勝湛水池、シイ十勝川alt500m、トノカリ湛水池 |
食性 |
繁殖期-水生昆虫、動物質で主にトビケラやその幼虫、冬季は貝類や甲殻類など |
営巣習性 |
山間渓流の樹洞や岩陰で繁殖。巣材は枯草や小枝。皿状の巣を作る。産座は雌親が自分の綿羽を抜いて敷く。雄は、抱卵が始まる頃沿岸部へ去る。一腹卵数4-8、抱卵期間28-29日。十勝川上流域の渓流で繁殖(シイ十勝湛水池でヒナ4羽の家族群) |
渡り習性 |
冬鳥、一部繁殖。利尻:初認7/15、終認6/3。夏期にも海岸で比較的よく見られる。 |
環境庁RDB1991 |
希少種 |
環境庁レッドリスト1998 |
地域個体群(東北地方以北) |
種の保存法 |
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天然記念物 |
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備考 |
北海道に生息する亜種:シノリガモHistrionicus histrionicus |