分類群 |
3 |
RDBランク |
6 (鳥類) |
和名 |
コハクチョウ |
目科 |
カモ目   カモ科 |
学名 |
Cygnus columbianus |
具体的要件 |
(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。 |
分布 |
冬鳥としてユーラシア最北部から日本へ渡来。冬季は本州以北に分布。 |
生息環境 |
湖沼、河川、河口、内湾 |
垂直分布 |
- |
食性 |
主に、水草、他に、水生昆虫など |
営巣習性 |
主な繁殖地は北方のスカンジナビアからユーラシア最北部のツンドラ地帯。繁殖地へはつがいで5月中旬〜6月初旬に渡来。この時前年生まれの若鳥を連れている事もある。営巣地を決定するとなわばりを形成するが、若鳥に対してはあまり近寄らない限り追い払うことはない。巣はオオハクチョウと異なり、同じ巣を何年も使う。巣材はスゲの根、ノガリヤスなど。湖岸や中州で、水辺に植物が多く、見晴らしがよい乾燥した場所に円錐形で基部の直径約1.2-1.3m、高さ約50cmの巣を作る。雌雄交代で巣作り・抱卵を行ない、巣作りは孵化直前まで行なう。抱卵期間約30日、孵化後45-50日でヒナは飛べるようになる。北海道では繁殖していない。 |
渡り習性 |
冬鳥、ごく少数越冬する。道北のクッチャロ湖では1995年1270羽が越冬する。渡りルートは北極圏・シベリア東部からクッチャロ湖、ウトナイ湖を経由し、八郎潟・新潟島根方面へ南下する。北海道への渡来は10・11月、3・4月が多い。ウトナイ湖の秋初認:10/2-9、春初認:3/13-25の記録がある。 |
環境庁RDB1991 |
希少種 |
環境庁レッドリスト1998 |
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種の保存法 |
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天然記念物 |
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備考 |
北海道に生息する亜種:コハクチョウCygnus columbianus jankowski、アメリカコハクチョウCygnus columbianus |