マガン
学名 Anser albifrons   カモ目   カモ科
分類群 3
RDBランク 6 (鳥類)
和名 マガン
目科 カモ目   カモ科
学名 Anser albifrons
具体的要件 (2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布 冬鳥として主に北日本に渡来。ユーラシアと北アメリカの北極海沿岸およびグリーンランド西海岸で繁殖、アジアの越冬地は中国の東海岸、黄河下流域、揚子江中下流域、朝鮮半島。
生息環境 湖沼、河川、海上、水田、畑地、草地
垂直分布 -
食性 水田の籾、畦の雑草、ヒシ、マコモ(横田他1982)、籾、麦の若葉、畦草、マコモ等。繁殖地ではスゲ、イネ科及びスギナの葉、ブルーベリーの漿果など
営巣習性 主な繁殖地は北極圏のツンドラ地帯。繁殖地へは5月中旬頃渡来。5月末に産卵開始。河川流域や湖沼の岸沿い営巣。巣は自然に出来たくぼみに自分の綿羽や茎を敷く。一腹卵数5〜6、抱卵期間27〜28日。3日に2卵ずつ産卵。最終卵を産むと雌だけが抱卵、雄は巣のそばで警戒を行なう。北海道では繁殖していない。
渡り習性 旅鳥。渡りルートは、越冬地(伊豆沼)からウトナイ湖、宮島沼を経由し、繁殖地へ北上する。宮島沼の初認:秋9/15、終認:春5/14、ウトナイの初認秋9/19-10/1春3/4-28、終認:春4/10-5/7秋11/7-12/10の記録がある。
環境庁RDB1991 希少種
環境庁レッドリスト1998 準絶滅危惧
種の保存法
天然記念物 国指定天然記念物
備考 北海道に生息する亜種:マガンAnser albifrons frontalis