分類群 |
3 |
RDBランク |
6 (鳥類) |
和名 |
コクガン |
目科 |
カモ目   カモ科 |
学名 |
Branta bernicla |
具体的要件 |
(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。 |
分布 |
冬鳥として北海道東・南部、東北地方北部の沿岸に渡来し、各地でも観察される。ユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北極海の海岸沿いで繁殖、アジアの越冬地は中国の渤海湾、朝鮮半島。 |
生息環境 |
海岸、内湾。函館では沖合で休息、干潮時海岸の平磯へ採餌に飛来 |
垂直分布 |
- |
食性 |
函館湾では干潮時平磯でアオサ類等の緑藻、アマノリ、アマモ等を採餌し、残飯も食べる。繁殖地では主にチシマドジョウツナギ、ノガリヤスやスゲ |
営巣習性 |
主な繁殖地はツンドラ地帯の海岸部。海に近い植生の何もない場所に集団コロニーを形成。繁殖地へは、5月下旬頃渡来、6月に営巣を開始。一腹卵数3-5、抱卵期間24-26日。北海道では繁殖していない。 |
渡り習性 |
冬鳥、地域的に旅鳥。函館地方では12月中旬渡来、4月中旬渡去する。10月風蓮湖・尾岱沼に数千羽が渡来する。渡りルートは、繁殖地から風蓮湖・尾岱沼を経由し、函館湾・むつ湾・仙台湾などの越冬地へ南下する。 |
環境庁RDB1991 |
希少種 |
環境庁レッドリスト1998 |
絶滅危惧II類 |
種の保存法 |
|
天然記念物 |
国指定天然記念物 |
備考 |
水産庁(1998)では希少種北海道に生息する亜種:コクガンBranta bernicla orientalis |