分類群 |
3 |
RDBランク |
5 (鳥類) |
和名 |
クマゲラ |
目科 |
キツツキ目   キツツキ科 |
学名 |
Dryocopus martius |
具体的要件 |
(2) 大部分の生息地で生息条件が明らかに悪化しつつある。結構見られるが数が増加したという報告はない。 |
分布 |
北海道と東北地方の一部に留鳥として分布。ロシア極東からヨーロッパまで、ユーラシア大陸に分布。 |
生息環境 |
出現区画の割合:針葉樹林36.2%、落葉広葉樹林26.4%、カラマツ人工林38.4%(北海道保健環境部自然保護課1995)。営巣環境:トドマツ人工林、針葉樹林、下部広葉樹林(北海道保健環境部自然保護課1990a) |
垂直分布 |
営巣地:主に250-810m、100以下1200以上で少ない。 |
食性 |
アリ類が主(約90%)、鞘翅目幼虫、マユミ・ウルシ種子。枯損木・生立木の地上2m以下での採餌が多い。 |
営巣習性 |
営巣木には針葉樹・広葉樹とも利用され胸高直径40p以上、トドマツが多い。巣穴前方に開けた空間がある場合が多い。繁殖期3-8月。産卵は5月8-14日頃、抱卵13-16日、巣立ちは6月中〜下旬、孵化から巣立ちまで31-32日、一腹ヒナ数2-4羽、抱卵・給餌は雌雄でおこなう。 |
渡り習性 |
留鳥、非繁殖期には繁殖地を離れ移動することもある。 |
環境庁RDB1991 |
危急種 |
環境庁レッドリスト1998 |
絶滅危惧II類 |
種の保存法 |
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天然記念物 |
国指定天然記念物 |
備考 |
赤色の頭頂部以外は全身黒い大型のキツツキ。北海道に生息する亜種:クマゲラDryocopus martius martius |