ヘラシギ
学名 Eurynorhynchus pygmeus   チドリ目   シギ科
分類群 3
RDBランク 5 (鳥類)
和名 ヘラシギ
目科 チドリ目   シギ科
学名 Eurynorhynchus pygmeus
具体的要件 (1) 大部分の個体群で個体数が大幅に減少している。(2) 大部分の生息地で生息条件が明らかに悪化しつつある。繁殖個体群が極東のごく一部に限られる。
分布 数少ない旅鳥として渡来するのみ。チュコト半島付近で繁殖し、中国南部、東南アジア、インド等で越冬。
生息環境 干潟、河口、海岸近くの湖沼
垂直分布 -
食性 小型の甲殻類、昆虫類、水棲小動物
営巣習性 繁殖地はロシアのベーリング海沿岸。海岸部のツンドラにある淡水池の近くの草地に営巣。巣材はコケ、地衣類で皿状の巣を作る。産座には枯れ葉を敷く。一腹卵数4、抱卵期間18-20日。北海道では繁殖していない。
渡り習性 日本では数の少ないシギ。旅鳥、春は少ない。
環境庁RDB1991 危急種
環境庁レッドリスト1998 絶滅危惧IB類
種の保存法
天然記念物
備考 IUCN(1996)ではVU(危急)。先端の広がった特異な形の嘴を持つ小型のシギ。