オオワシ
学名 Haliaeetus pelagicus   タカ目   タカ科
分類群 3
RDBランク 4 (鳥類)
和名 オオワシ
目科 タカ目   タカ科
学名 Haliaeetus pelagicus
具体的要件 (2) 既知のすべての生息地で生息条件が著しく悪化している。
分布 冬鳥として、主に中部地方日本海側、東北地方以北で越冬。サハリン北部、オホーツク海北部沿岸、カムチャッカ半島で繁殖し、国後島、択捉島、サハリン南部、朝鮮半島、ロシアの日本海沿岸で越冬。
生息環境 海岸、湖沼、河川の周辺。
垂直分布 -
食性 スケトウダラ等の魚類、海鳥類、動物の死体(エゾシカ)。
営巣習性 繁殖地はロシア極東のアムール川下流域、オホーツク海沿岸、カムチャツカやサハリン北部。カラマツ、ダケカンバ、ドロノキの樹上や海岸や川沿いの崖に営巣。産卵期4-5月初め、一腹卵数1-3、抱卵期間1-1.5ヶ月。北海道では繁殖していない。
渡り習性 冬鳥。主にサハリン経由で渡来、一部千島列島経由もあると推定、宗谷岬ではオオワシの渡りが春と秋に観察される(10月末-11月中旬に590羽観察)、2月中下旬には知床半島羅臼に集中、3月下旬-4中旬渡去。
環境庁RDB1991 危急種
環境庁レッドリスト1998 絶滅危惧II類
種の保存法 国内希少野生動植物種
天然記念物 国指定天然記念物
備考 世界的に分布の限られた魚食性の大型海ワシ類。北海道に生息する亜種:オオワシHaliaeetus pelagicus pelagicus