コウノトリ
学名 Ciconia boyciana   コウノトリ目   コウノトリ科
分類群 3
RDBランク 4 (鳥類)
和名 コウノトリ
目科 コウノトリ目   コウノトリ科
学名 Ciconia boyciana
具体的要件 (1) 既知のすべての個体群で個体数が危険な水準にまで減少している。(2) 既知のすべての生息地で生息条件が著しく悪化している。世界の分布域全体に渡って数が少ない。
分布 稀な旅鳥として渡来するのみ。アムール川流域等で繁殖し、長江流域、インド等で越冬する。
生息環境 低層湿原・耕作地・河川敷・川辺ヤナギ林
垂直分布 -
食性 雑食性。魚類、両生類、軟体類を好む。ネズミなどの小哺乳類、小鳥のヒナ、甲殻類、昆虫など
営巣習性 繁殖地はシベリア南東部から中国東北部の限られた地域。湿地に面した大木の樹上に皿状の大きな巣を作る。一腹卵数2-6、抱卵期間32-35日、孵化後約60-70日で巣立つ。求愛行動には頭を反り返らせてビル・クラッタリング(くちばしの叩き鳴らし)を行なう。ウトナイ湖・石狩川で人工巣台設置の試みがあるが、営巣はない。北海道で繁殖は確認されていない。
渡り習性 稀な夏鳥
環境庁RDB1991 絶滅危惧種
環境庁レッドリスト1998 絶滅危惧IA類
種の保存法 国内希少野生動植物種
天然記念物 国指定特別天然記念物
備考 IUCN(1996)ではEN(絶滅寸前)。長く太い嘴を持ち、繁殖期には、上下の嘴を小刻みにたたき合わせて音をたてる。