ヤマコウモリ
学名 Nyctalus aviator   翼手目(コウモリ目)   ヒナコウモリ科
分類群 2
RDBランク 6 (哺乳類)
和名 ヤマコウモリ
目科 翼手目(コウモリ目)   ヒナコウモリ科
学名 Nyctalus aviator
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。a 個体数が減少している。
分布 石狩・網走、本州、四国、九州(壱岐、福江島)、対馬、東中国、台湾
生息環境/植生 不明
生息環境/垂直分布 不明
採餌習性 ガ、甲虫などの昆虫類を食べる。樹洞をねぐらとし、日没後に餌を求めて1晩中飛翔し採餌を行い、日の出前にねぐらに戻る。一晩で食べる量は、体重の約半分(20g)以上にもなる。
繁殖活動 交尾期は10月〜11月で、生殖器内で精子を貯蔵し(精子貯蔵型)、受精は翌年の3月下旬から4月下旬頃。妊娠期間は約3ヶ月。初夏に出産し、産子数は2子で、希に1子。授乳期間は約35日。メスは生まれた年の秋に交尾に参加する。初産はメス満1歳。オスの多くは、1歳以後に繁殖に参加する。
社会構造 出産・哺育は、メスだけの20〜50頭以上の大きな集団で行われる。その間、オスは単独ないしは十数頭に分散して小樹洞、小鳥用巣箱などを利用する。
生息状況 市街地の公園の大木から原生林まで幅広く生息する。
環境庁RDB1991
環境庁レッドリスト1998
種の保存法
天然記念物
備考