オコジョ
学名 Mustela erminea   食肉目(ネコ目)   イタチ科
分類群 2
RDBランク 5 (哺乳類)
和名 オコジョ
目科 食肉目(ネコ目)   イタチ科
学名 Mustela erminea
具体的要件 (1) 大部分の個体群で個体数が大幅に減少している。(5) 分布域の相当部分において生態的競争種が侵入している。イタチ、ミンクとの種間競争により圧迫を受けている。過去には札幌にも生息していた。生態的上位者だが、現在の生息域は山岳域に限られ、数も非常に少ない。
分布 上川、本州の北アルプス、中央アルプス以北の山岳地帯。ユーラシア北部、北アメリカ
生息環境/植生 針広混交林・針葉樹林・上部ダケカンバ林・下部広葉樹林・常緑針葉樹林・高山群落および高山低木林
生息環境/垂直分布 丘陵帯・山地帯・亜高山帯・高山帯
採餌習性 ネズミ類、鳥類、昆虫類を主に捕食する。
繁殖活動 調査が十分されておらず不明な点が多い。交尾期は報告では春から秋までと報告に差があり、交尾行動自体の意味の解釈も定まってはいない。出産期は春で、妊娠期間は着床遅延を除いて約4週間。産子数は4〜5子。
社会構造 単独生活をしているが、雄の行動圏に複数のメスの行動圏が重複しており、オス同士は、行動圏が接している。
生息状況 かつて(1940年代)は、道内の平野部の山地でも見られたという報告がある。近年山岳地以外ではあまり見られず減少したと推測されるが、詳細は不明。
環境庁RDB1991 希少種
環境庁レッドリスト1998 準絶滅危惧
種の保存法
天然記念物
備考 環境庁レッドリスト(1998)では「エゾオコジョ」