ヒメホタルイ
学名 
Scirpus lineolatus
      カヤツリグサ科
分類群
1
RDBランク
6 (植物)
和名
ヒメホタルイ
目科
   カヤツリグサ科
学名
Scirpus lineolatus
具体的要件
(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。b 生息・生育地が極限されている。
分布
北海道〜琉球(石垣島)、台湾
生育地
湿地に生える。暖かい地方の産なので北海道での生育地は少なく、屈斜路湖湖畔の砂場で1958年に採集されたが、現在は絶滅している。
形態
多年草で地下茎を伸ばす。稈は高さ10〜25cmで柔らかい。基部の鞘は1〜2個。小穂は仮側性で1個つく、狭長楕円形、長さ8〜10mm、幅は3mm内外で無柄。苞は稈に続いて直立し長さ1〜4p。鱗片は楕円形、黄褐色〜赤褐色、膜質で細脈があり長さ4〜5mm、果実は広倒卵形で長さ2mm内外、黒褐色に熟し光沢がある、扁平、柱頭2個。通常刺針が4〜5個あるが、刺針の有無には変異がある。刺針を欠く型を変種としてコツブヒメホタルイvar.achaetus T. koyam とする見解がある。花期は遅く8月。
生活形
水湿地植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考