ノルゲスゲ
学名 
Carex mackenziei
      カヤツリグサ科
分類群
1
RDBランク
6 (植物)
和名
ノルゲスゲ
目科
   カヤツリグサ科
学名
Carex mackenziei
具体的要件
(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布
根室、網走、釧路、サハリン、ヨーロッパ、シベリア、北アメリカ西部
生育地
塩湿地に生える。産地は極めて限られている。
形態
多年草。稈は高さ20〜40cm。基部は太く柔らかく、前年の淡褐色の枯れた葉が残る。葉身は灰緑色で細点が密にある。秋に根元から長いつるをのばして繁殖する。小穂は茶褐色で3〜5個接近してつく。頂小穂は雌雄性で、他は雌性。雌鱗片は淡茶褐色。果胞は広楕円形で、淡灰褐色、多数の細脈がある。くちばしに低い歯があるかない。花期は6月中旬〜下旬。
生活形
接地植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
絶滅危惧IB類
種の保存法
天然記念物
備考
異名:カラフトスゲ。