ヒメガマ
学名 Typha angustifolia      ガマ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 ヒメガマ
目科    ガマ科
学名 Typha angustifolia
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布 北海道〜琉球、欧亜(温帯〜暖帯)、地中海沿岸
生育地 河川や湖沼の浅い湿地などに群生する。
形態 多年草。根茎は太く白色で、泥の中を横走する。茎は高さ1〜2m。葉身の幅は6〜12mm(ガマでは幅15〜20mm)、ガマやモウコガマに比較して質がかたい。花軸上部の雄花序は、長さ15〜25cm。下部の雌花穂は長さ15〜20cm、雄花穂と雌花穂の間は2〜5cm開いている。雄花穂が雌花穂に比較して著しく長いのは、この種の特徴(ガマでは雌花穂の方が長い)。果穂の径は1cm内外(ガマでは2〜3p)でガマよりも細い。花穂は褐色に熟し、ビロード状になる。花期は8月でガマよりも遅い。
生活形 水湿地植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考