クロイヌノヒゲ
学名 Eriocaulon atrum      ホシクサ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 クロイヌノヒゲ
目科    ホシクサ科
学名 Eriocaulon atrum
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布 北海道〜九州、朝鮮
生育地 湿地に生える
形態 一年草。花茎は高さ5〜12cm、葉は幅1〜3mm、外形はヒロハイヌノヒゲに似るが、葉身の幅がそれよりも狭く、花茎が葉身よりもはるかに長い。頭花は径3〜4mm、総苞片は鈍頭(ヒロハイヌノヒゲでは円頭)、小花の長さと総苞片の長さは、ほぼ同長、花床に毛がある。雌花の花苞は、倒卵状楕円形、上方は帯黒色、上縁に、こんぼう状の毛が少数ある。がくは仏炎苞状で先は浅く3裂、上方は帯黒色、内面に白色の長毛がある。花弁は3個で離生、腹面に毛がある、上端に黒色の腺がある。雄花では、がくは基部で仏炎苞状に合着し、上部は浅く3裂、花弁は基部で合着し、上部が3裂、雄しべが6個。さく果は3室、柱頭は3個。花期は8〜9月。
生活形 1〜2年植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考