チシマヨモギ
学名 Artemisia unalaskensis      キク科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 チシマヨモギ
目科    キク科
学名 Artemisia unalaskensis
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。
分布 北海道、本州(中部)、千島、サハリン、カムチャッカ、アリューシャン群島
生育地 高山に生える。北海道では大雪山系のやや湿った崖地やその下に生える
形態 多年草で地下茎が匍匐する。外形はオオヨモギに似るが、花茎は高さ0.4〜1.0mで、オオヨモギより低い。葉身は1〜2回羽状に深裂し、裏面に銀白色の綿毛を密生する(オオヨモギの裏面の毛は汚白色で多少帯黄色)。円錐花序はオオヨモギより狭く、頭花もオオヨモギのように密ではない。頭花はオオヨモギよりも大きく,長さ4mm内外、幅3〜4mm(オオヨモギでは長さ3mm内外,幅2.5〜3.0mm)。総苞は4列(オオヨモギでは3列)。花期は8〜9月。
生活形 接地植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考 異名:エゾオオヨモギ。