キッコウハグマ
学名 Ainsliaea apiculata      キク科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 キッコウハグマ
目科    キク科
学名 Ainsliaea apiculata
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。
分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮
生育地 ヒノキなどの針葉樹林下に生える。北海道では桧山地方にあるが産地は少ない。
形態 希な多年草。花茎は高さ10〜25cm。葉に長い柄があり、下方に集まってつく。葉身は五角形状で両面に長い毛がまばらにある。総状花序の大きさは株により異なり、1〜2個の頭花をつけるものから、10数個の頭花がつくものまである。頭花は長さ10〜15mm、総苞外片はごく小さく,長さ1mm内外。中に3個の白色の筒状花があるが、通常は閉鎖花になり結実する。従って1株で数個しか開花しない場合が多い。花期は9〜10月。果実(そう果)は長さ4mm内外で、帯褐色の冠毛がある。
生活形 接地植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考