ヒメビシ
学名 Trapa incisa      ヒシ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 ヒメビシ
目科    ヒシ科
学名 Trapa incisa
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布 渡島、胆振、宗谷、釧路、網走、本州、四国、九州<日本固有要素>
生育地 湖沼の水中に群生する
形態 浮葉性の一年草。水深は2m程度まで。浮葉は広卵状菱形で、径1〜2cm、茎頂に放射状につき葉柄が膨らむ。花は1日花で白色〜微紅色、日中に開く。がく片と花弁は各4個、雄しべ4個。果実には4個のがく片が変化した刺がある。果実がヒシよりも小さく、4個の刺が発達し、上向きに2個、下向きに2個つく。しかし、ヒシの果実には2個の刺以外に、2個の擬角(2個の刺の外に逆刺のない刺状のもの)がつくことがあり、ヒシ、オニビシ、ヒメビシの区別が困難な場合もある。
生活形 1〜2年植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000 絶滅危惧II類
種の保存法
天然記念物
備考