チョウセンキンミズヒキ
学名 Agrimonia coreana      バラ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 チョウセンキンミズヒキ
目科    バラ科
学名 Agrimonia coreana
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。
分布 胆振、日高、十勝、網走、本州(北〜中部)、朝鮮、満州、ウスリー
生育地 山地や高原に見られる
形態 多年草。茎には長軟毛が多い。葉は小葉3〜5枚からなり、小葉は卵形〜菱状卵形で、大きく薄い。縁の鋸歯は先が鈍く、裏面には長軟毛と不明瞭な腺点がある。托葉は大きく、扇形に広がり粗く大きな歯牙がある。花は細い花穂にまばらにつき、花序の下のほうに行くと花の間隔が離れる。花軸には 長軟毛が多い。小苞は小さい。花は径7〜15mm。花弁は楕円形〜長楕円形、長さ3.5〜5mm、幅1.6〜2.5mm。雄しべは12〜28本。がく筒は、長さ3〜4mm、径3〜6mmになり、伏毛が多い。かぎ状の刺は長さ2〜2.5mmで上へ向かう。花期は7月。
生活形 接地植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000 絶滅危惧II類
種の保存法
天然記念物
備考 異名:トカチキンミズヒキ。