アズマツメクサ
学名 Tillaea aquatica      ベンケイソウ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 アズマツメクサ
目科    ベンケイソウ科
学名 Tillaea aquatica
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布 胆振、日高、十勝、本州、ヨーロッパ、アジア、北アフリカ
生育地 水田や海浜泥地、湖沼の縁などに生える。
形態 湿地性のごく小さい一年草。茎は高さ3〜5cmで下方で枝を分ける。葉は対生し、基部は膜質で合成する。葉身は長さ3〜6mm、幅1mm内外。花は白色で、葉腋に左右交互に1個ずつつき、4数性でがく片4個、花弁4個、雄しべ4個、雌しべ4個。花期は6〜8月。花は完全に開かず観察が難しい。条件のよい花や果実を探して注意深く実体顕微鏡で観察すると、その構造が確認できる。果実は袋果で縫合線で裂開し、中に長楕円形で長さ約0.4mmの種子が4〜5個ある。種子の表面にしわがある。
生活形 1〜2年植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考