ツメレンゲ
学名 Orostachys japonicus      ベンケイソウ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 ツメレンゲ
目科    ベンケイソウ科
学名 Orostachys japonicus
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布 阿寒山系(藻琴山)、知床山系(羅臼岳)、本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮、東アジア
生育地 日当たりのよい岩上や屋根に生える
形態 多年草。花茎は高さ8〜30cm。塔状。茎葉や苞は披針形、上部のものほど小さい。ロゼットは夏、径12cmになる。ロゼット葉は多肉で披針形、長さ2.5〜6cm、幅5〜15mm、鋭頭で短針があり、緑色又は帯白緑色、しばしば紅色を帯びる。冬のロゼットの葉は夏のものより小さく、上方は硬くなり、ふつうガラス質状の細歯牙をわずかに生じ、先端は短針状。がく裂片は長さ約2mmで、披針形。花弁は白色、披針形で長さ5〜6mm、鋭尖頭、花時には直立する。蜜腺は4角形、長さ約0.7mmで、白色。裂開直前の葯は赤紫色。雌しべは直立し、花柱は短い。花期は10〜11月。染色体数は2n=48。
生活形 接地植物
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000 準絶滅危惧
種の保存法
天然記念物
備考