アオツヅラフジ
学名 Cocculus orbiculatus      ツヅラフジ科
分類群 1
RDBランク 6 (植物)
和名 アオツヅラフジ
目科    ツヅラフジ科
学名 Cocculus orbiculatus
具体的要件 (1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。
分布 渡島、胆振、本州、四国、九州、琉球列島、朝鮮、中国、台湾、インド、フィリピン
生育地 山地の道端、草原、疎林内などの日の当たるところに生える。
形態 落葉性の細いつる性の木本。茎はのびて他のものに巻きつく。葉柄や若いつるには短毛が密にある。葉身は長さ3〜6cm、浅く3裂し、広卵形〜卵心形で、裏面にはまばらに、脈上や縁には密に毛がある。雌雄異株。黄白色の花が葉腋にまばらな円錐花序につく。花は径5mm内外、花弁、がく片、雄しべはともに6個。外側のがく片3個は小さく、内側のがく片は大きい。花弁は内外2列につき、先端は2裂する。雌花では雌しべは1個、子房は深い溝で6個に区切られている。雄しべは6個で葯は4分割している。花期は7〜8月。本州に産する種で、渡島や胆振の人里近くに生育するので、本州から持ち込まれた可能性もある。
生活形 微小地上植物(0.25〜2m)
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考