学名 Batrachium yesoense      キンポウゲ科

分類群	1
ＲＤＢランク	6 (植物)
和名	チトセバイカモ
目科	キンポウゲ科
学名	Batrachium yesoense
具体的要件	(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。c 生物地理上、孤立した分布特性を有する。(2) 種の存続への圧迫が強まっているもの。b 生息・生育条件が悪化している。
分布	渡島、檜山、胆振、石狩、十勝、釧路、網走<北海道固有要素>
生育地	浅い清流などに生える
形態	希な多年草。茎は長さ50cm以下。茎の幅は0.7〜1.2mm、節の所々から根を出す。沈水葉は長さ1.5〜2.5cmで3〜4回、三出状に細かく裂け、裂片は更に２分裂して糸状になる。托葉は膜質で無毛。花は白色で径6〜8mm、がく片は５個で膜質、開花と同時に落ちる。花柄は長さ1.5〜2.0cm。花期は7〜8月。花床が無毛なのがこの種の特徴で、集合果は球形、径3.0〜3.5mm、果実（そう果）は長さ1.2〜1.5mm、背面に毛がない。
生活形	水湿地植物
日本自然保護協会ＲＤＢ１９８９
環境庁ＲＤＢ２０００	絶滅危惧IＢ類
種の保存法
天然記念物
備考