学名 Schisandra repanda      マツブサ科

分類群	1
ＲＤＢランク	6 (植物)
和名	マツブサ
目科	マツブサ科
学名	Schisandra repanda
具体的要件	(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。
分布	渡島、檜山、胆振、本州、四国、九州、朝鮮（南部）
生育地	山地に生える
形態	落葉性のつる性の低木。チョウセンゴミシに似るが、それよりも幹は太く高さ2〜3mになる。葉は通常短枝の先に２〜数個束生し、長さ2〜4cmの柄がある（似ているチョウセンゴミシでは幹から直接葉を束生する）。葉身は広楕円形〜広卵形で、葉面は光沢があり平坦（チョウセンゴミシの葉面は脈に沿って凹入し、しわがある）、葉縁の歯もチョウセンゴミシのように突出しない。雄雌異株で花は淡黄白色で短枝の先につく。雌花は雄しべを欠き、１０数個の雌しべがあり、果時には花床がのびて、穂状になり下垂する。雄花は雌しべを欠き、雄しべ10〜15個、花被はほぼ円形で径5mm内外。花期は6月。果実は径8〜10mmの球形で、黒色に熟する（チョウセンゴミシは赤色）。
生活形	小型地上植物（2〜8m）
日本自然保護協会ＲＤＢ１９８９
環境庁ＲＤＢ２０００
種の保存法
天然記念物
備考