エゾエノキ
学名 
Celtis jessoensis
      ニレ科
分類群
1
RDBランク
6 (植物)
和名
エゾエノキ
目科
   ニレ科
学名
Celtis jessoensis
具体的要件
(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。c 生物地理上、孤立した分布特性を有する。
分布
渡島、檜山、胆振、日高、後志、石狩、空知、本州、四国、九州、朝鮮<道央(栗沢、栗山)が分布の北限>
生育地
山すそなどに生える
形態
落葉高木。葉身は長楕円形で長さは4〜10cm、葉先は鋭尖頭、基部は円形〜やや心形で左右不同になる場合が多い。葉縁に鋭い鋸歯があり、下部では3脈が目立つ。雌雄異株で、花は葉腋に2〜3個束生する。花は両性花と雄性花があり、径3〜5mmで淡黄緑色。花被片は4個で、長さ2mm内外。雄しべ4個、雌しべ1個、花頭は2裂する。花期は5月。果実は球形で、径7〜10mm、黒色に熟し、果柄は長さ2.0〜2.5cm(エノキの果柄は短く7〜9mmしかないという)。
生活形
大型地上植物(8m以上)
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
種の保存法
天然記念物
備考
オオムラサキの食草。