ケショウヤナギ
学名 
Chosenia arbutifolia
      ヤナギ科
分類群
1
RDBランク
6 (植物)
和名
ケショウヤナギ
目科
   ヤナギ科
学名
Chosenia arbutifolia
具体的要件
(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。c 生物地理上、孤立した分布特性を有する。
分布
日高、十勝、網走、上川、本州(中部)、東シベリア、満州、サハリン、朝鮮、アムール
生育地
河畔の砂礫地などで希に見られる。
形態
落葉高木。高さ20mに達するものもある。若い枝には白色の粉がつくが、後に落ちて紅色になる。葉の質はやや厚く、裏面は粉白色、柄の基部に托葉がないのはこの種の特徴。雄雌異株。尾状花序は長さ2〜5cmで下垂する。雄小花は雄しべ5個、雌小花は雌しべの先に短い花柱が2個あり、それぞれ2裂する。花期は5月上旬。
生活形
大型地上植物(8m以上)
日本自然保護協会RDB1989
環境庁RDB2000
絶滅危惧II類
種の保存法
天然記念物
備考
礫の多い安定しない河川沿いに生育する。保護に留意すべき地域=帯広、札内岳。