学名 Lycopodium selago      ヒカゲノカズラ科

分類群	1
ＲＤＢランク	6 (植物)
和名	コスギラン
目科	ヒカゲノカズラ科
学名	Lycopodium selago
具体的要件	(1) 環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行し得る属性を有するもの。a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。b 生息・生育地が極限されている。
分布	夕張山系、日高山系、後志、宗谷、網走、根室、本州（中部以北）、九州（屋久島）<日本固有要素>
生育地	根室の高層湿原に生える
形態	常緑の小形のシダで、茎は直立または斜上し、高さ１０〜１５cm。数回二又状に分枝する。岩場に生えるものは、高さ5cm程度にしか達しないという。葉身は線状披針形〜狭披針形で、縁に歯がないかあっても極めて低い。外形はヒメスギランやトウゲシバに似ているが、ヒメスギランの葉は針状披針形で狭く、トウゲシバの葉の縁には明瞭な歯があるので区別できる。茎の高さ、葉の大きさ、葉の開出の程度など、環境や地域による変異の大きい種で、チシマスギランvar.selago、エゾノコスキランvar.patens Desv.などの変種が区別される場合がある。
生活形	接地植物
日本自然保護協会ＲＤＢ１９８９
環境庁ＲＤＢ２０００
種の保存法
天然記念物
備考