学名  Hestina japonica  鱗翅目（チョウ目）  タテハチョウ科

北海道、本州、四国、九州に分布する。北海道では道央以南に分布する。幼虫はエノキ類を餌とするため、これらを含む雑木林に生息する。成虫は7〜8月に出現し、樹上を緩やかに旋回するように飛ぶ。クヌギ、カシ、ナラなどの樹液によく集まる。オスは「蝶道」という一定のコースを飛ぶ行動が見られる。近年生息環境の悪化と共に個体数が減少し、エゾエノキの樹冠を飛ぶ姿がほとんど見られない。

[ 画像1 ] 画像提供： 桜井正俊		[ 分布図なし ]
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