ホソミオツネントンボ
学名  Indolestes peregrinus  蜻蛉目(トンボ目)  アオイトトンボ科
昆虫絶滅危惧種
成熟すると体色が淡い褐色から青色に一変する中型のトンボ。本州、四国、九州に分布し、北海道では日高地方の一部だけに記録がある。平地から山地までの水生植物の茂る池沼や湿原、水田などで見られる。成虫は9月頃に羽化し、生まれ育った水辺からかなり遠方まで分散する。成虫のまま冬を越す珍しいトンボで、細い枝などに止まり、硬直したような恰好で静止し越冬する。時には体に雪を積もらせていることがある。現在生息環境の消失などにより個体数が危険な状態まで減少している。細身越年トンボの意。

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画像提供: 北海道開拓記念館
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