タガメ
学名  Lethocerus deyrolli  半翅目(カメムシ目)  コオイムシ科
昆虫絶滅危機種
北海道、本州、四国、九州に分布する。日本最大の肉食水生昆虫で、他の水生昆虫や幼魚の体液を吸う。メスが生んだ卵はオスが保護する。水の流れが緩やかで水生植物が豊富な池、沼、水田に住むが、現在農薬の影響や生息環境の消失で非常に危険な水準にまで激減している。また走光性が非常に強く水銀灯などに集まってしまうため、飛来後に落下したものが、野生動物に食べられたり、車に轢かれたりすることも多く、減少要因の一つである。

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画像提供: 高井幹夫
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