テングチョウ北海道亜種
学名
Libythea celtis matsumurae
鱗翅目(チョウ目) テングチョウ科
本亜種は北海道にのみに生息し、かつては札幌市円山などで普通に見られたが、現在絶滅が確認されている。本種が生息するには幼虫の餌であるエゾエノキをはじめとする豊富な木々に覆われた広葉樹林が必要であり、こうした場所の減少が絶滅の原因と考えられる。成虫は初夏の頃ムクゲ、アケビ、アブラナなどの花の蜜を吸うが、口の一部が頭の前に5oほど突き出していて天狗の鼻を思わせることが名前の由来。
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画像提供: 黒田哲 (写真は表)
[ 分布図なし ]
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画像提供: 黒田哲 (写真は裏)