大きくて長い耳を持つコウモリ。後肢と尾の間にある飛膜に、細い毛がのれんのように生えているので、ノレンコウモリの名前がつけられた。日本では北海道、本州、四国、九州のうち、12都道府県で見つかっているのみで、ねぐらにいたっては数ヶ所でしか見つかっていない。昼間は洞穴の天井のポケットのような穴にもぐり込んで過ごし、夜になると出てきて森林の下の方で、小さなクモ類やガ、甲虫、ガガンボなどを捕まえて食べる。寿命は最高14年の記録がある。国外での分布は、西ヨーロッパ、北アフリカ、東アジア。
[ 画像1 ]
|
|
[ 分布図なし ]
|
[ 画像2なし ]
|
|