オコジョ
学名  Mustela erminea  食肉目(ネコ目)  イタチ科
哺乳類森林絶滅危急種
体の大きさが14〜15pくらいの小さなイタチの仲間。ユーラシア北部、北アメリカ、北海道の上川、本州の北アルプス、中央アルプス以北の山岳地帯に住んでいる。体は夏の間はチョコレート色で、冬になると真っ白に毛変わりする。好物はネズミで、ときには自分の体よりもずっと大きなウサギを捕ることもある。北海道では平地から山地まで広く暮らしていたが、本州から入ってきたイタチや帰化動物のミンクに追いやられて、山岳地以外ではあまり見られなくなってしまった。

[ 画像1 ]
画像提供: 浅沼孝夫
[ 分布図 ]
[ 画像2なし ]