学名  Listera nipponica    ラン科

北海道、本州中部、四国、九州、アジア北東部に分布するランの仲間。亜高山帯〜高山帯にかけての針葉樹林下やハイマツの下に生える多年草。細長い茎は茶色をしていて、その中くらいにつやつやとした三角形の葉を2枚つける。8月に咲く緑褐色の花は小さくて地味だが、よく見るとハサミのような形をしていておもしろい。和名は「深山に生えるフタバラン（双葉蘭）」という意味。

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[ 画像2 ] 画像提供： 滝田謙譲