学名  Carex bipartita    カヤツリグサ科

北海道の大雪山、山形県、長野県、山梨県、朝鮮、北千島から北半球の北部に分布する。高山の湿地に群生する多年草で、高さ20〜30�pになる。北海道では大雪山系に見られるが、産地はとても少ない。葉は濃い緑色で、茎の先に茶色っぽい小さな穂を3〜4個かためてつける。花期は7月。花を包んでいる果胞（かほう）と呼ばれる部分に、長い裂け目があるのが特徴。

[ 画像1なし ]		[ 分布図 ]
[ 画像2 ] 画像提供： 滝田謙譲