ヒメガマ
学名
Typha angustifolia
ガマ科
北海道〜琉球、ヨーロッパとアジアの温帯〜暖帯、地中海沿岸に分布する水生植物。河川や湖沼の浅い湿地などに群生する多年草で、高さ1〜2mと大きい。茶色いソーセージのような形をしたガマの穂は、上の部分が雄花で下の部分は雌花。ふつう雄花は短いのだが、ヒメガマはとても長いのが特徴。秋から冬にかけて白いガマの穂綿がほぐれる様子は、昔から日本人が親しんできた風景のひとつ。
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画像提供: 奥岡啓子
[ 分布図 ]
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