エゾミクリ
学名  Sparganium simplex    ミクリ科
植物河川希少種
北海道、東アジア、ユーラシア、北米に分布する水生植物。湖沼や流れのある水の中などに生える多年草で、湖沼に生えるものは葉や茎が水面から立ち上がり、60pくらいの高さになる。流水中に生えるものは流れのために立ち上がれず、葉はゆらゆらと水中に漂い、大群落になることが多い。花期は7〜8月で、花のつき方はタマミクリ(ミクリ科)に似て長い柄があるのが特徴。和名の「蝦夷実栗」は、北海道に生えることと、クリのいがに似た実が由来になっている。

[ 画像1なし ] [ 分布図 ]
[ 画像2 ]
画像提供: 滝田謙譲