東アジア、北アメリカ西部の寒帯に分布し、日本では北海道、本州中部以北に分布する。高山のミヤマハンノキ林にまれに生える肉質な多年草で、大きな松ぼっくりのような変わった形をしている。ミヤマハンノキの根に寄生して生きており、自分で栄養を作るための葉緑素を持たないため全体に黄褐色をしている。7〜8月頃、暗紫色の花をつける。木曽御岳や富士山などで採集され、乾かしたものが強壮薬として用いられてる。和名の「御肉(おにく)」は、中国名を日本語読みしたもの。
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野坂志朗
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滝田謙譲
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